フィードバックキャンセラー
フィードバックキャンセラーはプログラムごとに設定(オフ、固定、適応型)され、さまざまな環境で発生するハウリング(フィードバック)を防止します。ここでは、補聴器の追加余裕ゲイン(ASG)を含んだ、最大余裕ゲイン(MSG)データがプログラム毎に表示されます。 周波数がどのくらいでハウリングを起こす限界に到達するのか、チャンネル毎の余裕ゲインの範囲をグラフで表示します。追加余裕ゲイン(ASG)はフィードバックキャンセラーが初期化されると表示されます。下方向に大きな数値はハウリングの可能性が低いことを意味します。
プログラムとコントロール設定の調整プログラムとコントロール設定の調整
フィードバックキャンセラーは、プログラム毎の設定と最大余裕ゲインを表示する前に初期化して下さい。固定は、フィードバックキャンセラーの初期化が成功するまで設定できません。選択されたプログラムに基づき、調整コントロールの設定が自動的に初期値となります。音楽は、 自動的に低感度(音質重視)設定され、テレコイルやオートコイル、ループ、耳鳴治療音だけが有効なプログラムは、マイクモードが有効にされるまでは自動的に「Off」で無効の設定になります。その他すべてのプログラムでは、補聴器が推奨する音響的な構成(音響モデリング)に基づいて自動的に設定されます。耳栓の種類が「オープン」、「スリーブ(先端カバー)」またはベントサイズに「大」が選択されると、低感度(音質重視)が自動的に設定されます。その他の音響モデリングでは、プログラムに高感度(キャンセル重視)が自動的に設定されます。
Pro Fitでは、フィードバックキャンセラーの初期化中にプログラムの周波数中域に潜在的なハウリングが発見された場合、自動的に中域の感度設定機能を有効になり、該当するチャンネルのハウリングを除去します。この機能が有効になっているプログラムで、調整コントロールの設定がOffに変更された場合、 またはテレコイル、オートコイル、ループ、 耳鳴治療音が有効になっているプログラムで、以前はOnになっていたマイクがOffにされた場合、この機能は自動的に無効になります。また、設定をクリックして、「無効」を除くすべてのプログラムで、この機能を有効または無効にできます。
- 開始から補聴器を選択して接続します。
注:補聴器または耳栓をユーザーの耳の中に挿入して、測定の間はユーザーに静かしていただくようにお願いします。 -
接続をクリックします。
- 左側ナビゲーションメニューのフィードバックキャンセラーをクリックします。
- 利用可能な場合、音響モデルの最適化を有効または無効にします。

注:もし、Onが選択され、補聴器にREM ターゲットマッチのデータが存在していない場合、フィードバックキャンセラーの初期化が成功すると、自動的に推奨される音響モデルの変更を適用します。詳しくは、音響(モデリング)をご覧ください。もし、Offが選択される場合は、フィードバックキャンセラーは、推奨される音響モデルの変更を自動的に適用しません。詳しい情報は、
をクリックしてご覧ください。 - テスト開始をクリックして初期化の測定を開始します。ユーザーの耳の中で測定音が発生されていることを示すアニメーション動画が表示されます。

注:このボタンは店舗でのフィッティング、または遠隔フィッティング時に有効になります。初期化で固定フィルターが得られたら、初期化の状態を示す 完了:余裕ゲイン測定が表示されます。初期化ができなかった場合は、 完了:フィードバック(ハウリング)が測定できませんでしたのメッセージと警告マーク
が表示されます。
にカーソルを合わせると、どのようにしたら初期化が実行できるかツールヒント(アドバイス)が表示されます。初期化が成功し、音響モデルの最適化が有効になり、Pro Fitが推奨する音響モデルの変更を適用したら、ターゲットに合わせるようにメッセージが表示されます。一部の補聴器では、事前に予測された応答と比較した実測の応答がグラフにも表示されます。ターゲットに合わせる場合は、ターゲットマッチ または はいを、過去に調整したターゲットを維持する場合はターゲットマッチを使わない または いいえをクリックします。ポイント:テスト開始ボタンは、初期化の実行中にキャンセルに変わります。キャンセルをクリックすると、店舗でのフィッティング時のみ初期化がキャンセルされます。 - 割りあてられたコントロール設定を確認するには特定のプログラムをクリックします。

注: My Starkey モバイルアプリで作成されたのカスタムプログラムは
、
来店時のフィッティングでも調整できます。詳しくは、対面でフィッティングする際のカスタムプログラムの調整
をご覧ください。 - リスト画面から、右のみ選択、両耳選択、左のみ選択をし、目的とする調整の設定を選択します。
注:高周波数の音が多く存在する環境で過ごす医療従事者やミュージシャンのように、適応型(アダプティブ)によるハウリング抑制が好まれないライフスタイルの補聴器ユーザーは、繰り返される音がハウリング(フィードバック)として判断される場合があるので、「固定」を推奨します。「固定」は環境が変わっても自動的にフィードバックをキャンセルしません。 固定は サウンドマネージャーにあるプログラムの「指向性設定」で、「固定(指向性または無指向性)」が選択されている場合のみであり、ダイナミックまたはアダプティブが選択されている場合は無効になります。
をクリックすると、これらの調整設定のくわしい情報をご覧いただけます。CROS/BiCROS補聴器では、CROSモードが割り当てられたプログラムにこの機能は利用できません。調整コントロールの初期設定が変更された場合、フィードバックキャンセラーの初期化が再び成功すると、設定が初期設定にリセットされます。 - 指向性にダイナミックまたはアダプティブを選択しているプログラムの場合、

または 
でデータから指向性または無指向性の最大余裕ゲインを確認することができます。
注:可能な場合、最大余裕ゲインは自動的に表示されます。 最大余裕ゲインは2ccカプラを基準としており、現在選択されているグラフィック表示とは異なります。「余裕安定利得」の値(dB)、各チャンネルの最大余裕ゲイン、各チャンネルでの余裕ゲインを棒グラフで表示します。青または赤色のバーは個々のチャンネルで利用できる余裕ゲインを表し、ゴールドのバーが表示された際は、そのチャンネルでフィードバックの可能性を含んでいるゲインを表します。 注:この特徴は補聴器に指向性の機能がある場合のみ有効です。 いずれかのプログラムにおいて、ハウリング(フィードバック)の可能性がある場合、警告マーク
が、画面左側にあるナビゲーションバーとゲインの自動調整適用ボタンの右側に
と表示されます。
にカーソルを合わせると、フィードバックの可能性のあるプログラム一覧表がツールヒント(ふき出し)に表示されます。 - 適用をクリックして、自動的に調整します。他のプログラムでフィードバックの可能性がある場合、ポップアップ画面が表示されます。

注:各プログラムでハウリングの可能性は自動的にチェックされます。1つのプログラムのみ可能性がある場合、ポップアップ画面は表示されず、調整が自動的に実行されます。 注: 選択・一般の自動設定機能でハウリング除去のために自動調整を適用にチェックが入っていると、いずれかのプログラムの中音域にハウリングが起こる可能性がある場合に「中域の感度設定」は自動的に適用され、プログラムされるゲインがMSG(余裕安定ゲイン)が超す場合にゲインは自動調整されます。さらに、プログラムが変更される場合は、この選択にチェックが入っている場合に限り、これらの調整が自動的に適用されます。 - プログラムのチェックを外して現在の設定を維持します。適用をクリックします。

ポイント:自動調整を読み出すには、元に戻すをご覧ください。

または
をクリックします。