CROS/BiCROS補聴システム

CROS/BiCROS補聴システムでは、各環境プログラムでCROS/BiCROS補聴器に対応するモードを選択できるように設定し、受信機側の補聴器に対して送信機から入力される音のレベルを調整することにより、補聴器ユーザーのライフスタイルに合わせて補聴器の設定をカスタマイズします。CROS/BiCROS補聴システムは、特定のワイヤレス耳掛け型補聴器のみ使用できます。

 

プログラムのモードプログラムのモード

 

選択できるプログラムのモードは次の3つです:補聴器のみ、CROS、BiCROS 補聴器のみでは、受信機側の補聴器に搭載されているすべてのマイクを有効にして、送信機からのストリーミングを無効にします。 CROS では、受信機側の補聴器に搭載されているすべてのマイクを無効にして、送信機にあるマイクが音声を拾って受信機側へストリーミングします。 BiCROS では、受信機側の補聴器と送信機の両方に搭載されているすべてのマイクを有効にし、送信機からのストリーミングを有効にします。ミュート、ループ、すべての電話関連のプログラムは、自動的に補聴器のみにセットされ変更することはできません。 プログラムのモードは多くのフィッティング画面で選択や変更ができます。また、フィッティンググラフの右上の隅に表示されるアイコンは、選択したプログラムでのモード(CROSまたはBiCROS)を示しています。

 

ユーザーが音量を調節できる場合、音量調節機能の動作はプログラムごとに選択したモードによって変化します。 補聴器のみ を選択した場合、受信機側の補聴器音量のみ調節できます。 CROS を選択した場合、ストリーミングの音量のみ調節できます。 BiCROS を選択した場合、受信機側の補聴器と送信機の両方の音量を調節します。

 

バランスコントロールバランスコントロール

 

BiCROSのバランスコントロール機能は送信機からのストリーミングされる音声と受信機側の補聴器マイクからの音声との音量の比率を調節します。バランス調整は2dB単位で合計10dB(-5dBから5dB)の範囲で行うことができます。この調整はBiCROSモードに設定されたプログラムのみ行うことができますが、実施した調整はすべてのBiCROSプログラムに適用されます。送信機または受信機側の補聴器にシーソースイッチまたはプッシュボタンが搭載され、ユーザーコントロールで バランス が有効になっている場合、補聴器ユーザーは手動でバランスを調整することもできます。 バランスはMy Starkey モバイルアプリからも調整できます。

  1. 補聴器を選択、接続して接続から調整を行います。
    注:一度、受信機側の補聴器と送信機がペアリングされると、受信機側のみを接続するだけで調整が可能になります。
  2. 接続をクリックします。

  3. 左側ナビゲーションメニューのCROS/BiCROSをクリックします。
  4. 特定のプログラムをクリックして調整します。 あるいは、 をクリックしてすべてのプログラムを同時に調整します。

    注:  ワンウェイ・プログラムの連結ボタン が押されているとき、⋆「基準」で調整されたゲインと出力のみ、右側に向かって一方向に連結されるすべてのプログラムへ同時に適用されます。
  5. 設定したいモードを表すラジオボタンをクリックします。
  6. さらに調整したいプログラムがある場合、手順4~5 を繰り返します。
  7. 受信機側の補聴器に対する送信機からの音のレベルを調節するには、 BiCROSに設定されているプログラムをクリックします。
  8. スライダーの下にあるをドラッグして設定する、または 棒線マークをクリックして送信機と受信機側の補聴器のバランスレベルを調整します。
    注: 選択したレベル(例えば、1、2などの番号)がスライダーの下に表示されます。