サウンドマネージャー
サウンドマネージャーでは、プログラムごとに様々な環境や指向性に応じた調整を行うことで、騒音下での会話の聞き取りを向上させます。動作レベル、指向性(無指向性、指向性、ダイナミック、アダプティブ)は、各プログラムで個別に設定できます。
「子音強調」は、音声の聞き取りやすさを向上させるために、高速コンプレッサーの速度を調整することで、新しい圧縮アルゴリズムを強化します。
「ボイス強調」は、会話中にノイズを検知し、チャンネルごとに抑制することで、補聴器ユーザーが遭遇する騒音下での聞き取りを向上させます。 最新のアルゴリズムにより高速で音の成分を計算して分析し、言葉の音節と音節の間にあるノイズまでも効果的に抑制します。
「ボイス強調シンクロ」は、ノイズ低減機能であり、 両方の補聴器からの入力を組み合わせることで一側でノイズを抑制し、 反対側で音声の聞き取りを優先させます。この左右非対称の動作によって 聞き取りがより快適になり、音声はより理解しやすくなります。 この機能は両耳間の通信を利用するので、「両耳間」が自動的に有効になります。また、ボイス強調シンクロと周波数変換は同時に有効にすることはできません。どちらかの機能がすでに有効になっていて、もう一方を有効にしようとすると、どちらを利用するか選択するようにメッセージが表示されます。
衝撃音、風切音、機械音は、現実の音声信号を使用し、不要な音を減らして聞きたい音だけを増幅する人間の聴覚プロセスを模倣しながら、幾重にも分かれた音の層を処理することで、聞き取る労力を軽減します。
「指向性」は、高性能マイクロホンの指向性モードにより、騒音下での語音了解度が向上されます。
空間適応は空間認識と雑音下での位置特定能力を高め、空間認識を復元する手掛かりになります。さらに、空間適応と周波数変換は同時に有効化することはできません。一方の機能が既に有効化されている状態で他方を有効化しようとすると、希望する機能を選択するよう求めるメッセージが表示されます。
「両耳間」機能では、ワイヤレス補聴器と同期することで自動調整し、さまざまな環境下でSN比(信号/騒音の比率)を改善し、音質と快適性を向上させることで聞き取りの労力を軽減させます。 また、「指向性 (アダプティブ指向性、ダイナミック指向性などの組み合わせ)」 が、最大24チャンネルまで独立したNull(ヌル)ステアリング(最も低感度となる方向の操作)を行い、ポーラーパターンのNull(ヌル)ポイント(最も低感度となる方向)を最も大きい雑音の方向へ柔軟に向けることで、難しい聴取環境での会話の聞き取りを向上させます。「風切音」や「機械音」は、話者がいない環境下の騒音に対して快適性を向上させます。「両耳間」機能は、premium(プレミアム)、high(ハイ)、mid(ミドル)のワイヤレス補聴器に対応し、すべてのプログラムにおいて自動的に有効になります。機能名と一緒に 「両耳」を記載(例えば、両耳風切音、両耳機械音など)することで、「片耳から反対耳へ通信される両耳間通信」を意味します。
- 補聴器を接続して、調整を開始します。
-
接続をクリックします。
- 左側ナビゲーションメニューのサウンドマネージャーをクリックします。

注:Omega AI, Edge AIとGenesis AIワイヤレス補聴器のMy Starkey モバイルアプリから作成したカスタムプログラム
は、店舗でのフィッティング時に調整できますが、 サウンドマネージャーにアクセスする前に選択しておく必要があります。詳しくは、 店舗でフィッティングする際のカスタムプログラムの調整を参照してください。 - モーション連動最適化を有効または無効に設定できます。有効に設定した場合、補聴器ユーザーの動きをセンサーが検知し、補聴器は自動的に 指向性を無指向性に切り替え、フィードバックキャンセラーを高感度(最上位機種のみ)に変更します。
注: この機能は、一部の補聴器でのみ使用が可能です。両耳フィッティングで片耳しか表示されない場合、対応している場合は、この機能が両方の補聴器で合致しているため、もう一方にも自動的に設定が割り当てられます。 - 特定の環境下で子音を強調する、適応量を増減する、または指向性の設定を変更するには、
または
をクリック、または 子音強調子音強調、会話強調会話強調、環境管理環境管理、または指向性指向性 をクリックしてポップアップ画面を表示させます。
指向性の機能名 機能の説明 動作レベルの説明 (両耳)モード 特定、または連結されるすべてのプログラムで、指向性の設定を選択します。プログラムに無効、電話、 オートマチックホン、テレコイル、オートコイル、ループが選択されている場合は適用されません。 この機能は、接続された補聴器に搭載されている指向性システムに対応します。 設定は無指向性無指向性、指向性指向性、ダイナミックダイナミック、アダプティブアダプティブ、 (選択が可能な器種のみ)が可能です。 「基準」プログラムでのデフォルト設定は、接続された補聴器のクラスに従い、指向性がダイナミックまたはアダプティブになります。両耳フィッティングでは、プログラムは耳側ごとに同じ設定にする必要があります。 (両耳) 空間適応 特定のプログラムにおいて、空間認識と雑音下での位置特定能力を高め、空間認識を復元する手掛かりになります。この機能は、無効、電話、テレコイル、またはループプログラムでは利用できません。 この機能は、指向性がアダプティブを使用する特定の製品およびプログラムでのみ利用可能です。デフォルトはオンです。両耳でフィッティングしているが片耳で視聴している場合、この機能の状態はデバイス間で一致する必要があるため、サポートされている場合、選択した設定は自動的に反対側の耳に割り当てられます。 子音強調の機能名 機能の説明 動作レベルの説明 強さ 非常に会話の理解が難しい環境において、特定のプログラム、またはすべてのプログラムでの動作レベルを表示します 接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「3」までの4段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。音楽 プログラムのデフォルト設定は Off です。各段階で適用される適応量は、ラジオボタンにカーソルを置くと補足情報が表示されます。 補聴器ユーザーが音声のオンセット(子音など)を聞き逃している場合は段階(強さ)を上げます。補聴器ユーザーが、環境レベルの変化に伴い「音量の変化でうねる」ように聞こえる音声や、他の音が「入っては消える」ようなゲインの変化速度に起因したアーチファクト(人工的な音)を訴える場合は、段階を下げます。オプションが同じ時に両耳フィッティングの場合、設定は左右でプログラムごとに同じにしなければなりません。 会話強調の機能名 機能の説明 動作レベルの説明 (両耳)ボイス強調 シンクロ 特定のプログラムあるいは連結していれば全てのプログラムに対して、両方の補聴器からの入力を組み合わせて一方の側で騒音を抑制し、反対側では音声の聞き取りを優先させるかどうかを表示します。この機能は選択プログラムの場合のみ利用可能です。 この機能は限られた製品での両耳フィッティングでのみ利用可能です。設定はプログラムごとに両耳で同じである必要があります。レストランと混雑以外のプログラムの初期設定はOffです。ボイス強調 がOffの場合、この機能とフィールドは無効になります。 ボイス強調 特定のプログラム、またはすべてのプログラムで会話音を強調させる騒音抑制の適応量を表示します。 この機能は選択プログラムでのみ使用できます。 接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「4」までの5段階で表示されている場合、デフォルト設定は3 です。動作レベルが「Off」から「2」までの3段階で表示されている場合、デフォルト設定は2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。 各レベルの適応量は、ラジオボタンを選択することで反映されます。 ボイス強調シンクロ が有効の場合、設定はプログラムごとに両耳で同じである必要があります。 静寂 特定のプログラム、またはすべてのプログラムで「静寂」な環境下での動作レベルを表示します。 接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「3」までの4段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。 動作レベルが「Off」から「2」までの3段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。 各レベルの動作レベルは、ラジオボタンを選択することで反映されます。 環境管理の機能名 機能の説明 動作レベルの説明 衝撃音 特定のプログラムあるいは連結していれば全てのプログラムに対して、 衝撃音のある環境における希望の適応量を表示します。 この機能は選択プログラムの場合のみ利用可能です。 CROS/BiCROS 製品の場合、この機能は 補聴器のみ モードに割り当たっているプログラムのみで利用可能です。 この機能は限られた製品のみ使用できます。接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「4」までの5段階で表示されている場合、デフォルト設定は 3 です。 動作レベルが「Off」から「2」までの3段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。 各レベルの適応量は、ラジオボタンを選択することで反映されます。 (両耳)風切音 特定のプログラム、またはすべてのプログラムで「風切音」の強い環境下での騒音抑制の適応量を表示します。 この機能は、テレコイル、オートコイル、ループシステム、音楽プログラムには適用されません。 接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「4」までの5段階で表示されている場合、デフォルト設定は 3 です。 動作レベルが「Off」から「2」までの3段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。 音楽 プログラムのデフォルト設定は Off です。各レベルの適応量は、ラジオボタンを選択することで反映されます。 (両耳)機械音 特定のプログラム、またはすべてのプログラムで「機械音」のある環境下での騒音抑制の適応量を表示します。 この機能は、テレコイル、オートコイル、ループシステム、音楽プログラムには適用されません。 接続されている補聴器を基に、自動的に動作レベルが決定されます。レベルが「Off」から「4」までの5段階で表示されている場合、デフォルト設定は 3 です。 動作レベルが「Off」から「2」までの3段階で表示されている場合、デフォルト設定は 2 です。レベルが「Off」と「On」の2段階で表示されている場合、デフォルト設定は On になります。 音楽 プログラムのデフォルト設定は Off です。各レベルの適応量は、ラジオボタンを選択することで反映されます。 - 調整したいプログラムを選択してクリックします。
- 各環境で希望する動作レベル(適応量)のラジオボタンまたは指向性のモードをそれぞれクリックしてください。
- 閉じるをクリックしてポップアップ画面を閉じます。

または
をクリックします。