DSL v5 ユーザー選択

フィッティング処方式の選択では、DSL v5フィッティング処方式を使用したフィッティングを行うために聴力測定結果や実耳データをカスタマイズすることができます。Pro Fitは聴力測定結果またはABRデータのいずれかを使用することで、閾値の入力を可能にし、またカスタム実耳カプラー差(RECD)と実耳裸耳利得データ(REUGの入力を可能にします。

 

REM ターゲットマッチREM ターゲットマッチ

 

もし、補聴器が REM ターゲットマッチをサポートして、補聴器に測定したデータが保存されていたら、REM ターゲットマッチ がRECDとREUGの両方に利用できます。選択した場合、REUGテーブル(表)には、Verifitを除くすべてのツールに対して裸耳測定に基づく数値と、Verifitの平均REUGが表示されます。REM ターゲットマッチ が選ばれると、異なるRECDまたはREUGタイプが選択されます。 Pro Fitが自動的に選択し、平均 が選択されます。更新すると、REMターゲットマッチのデータが他のタイプでも使用できます。更新が終わったら、REM ターゲットマッチ データが補聴器から消去され、フィッティンググラフの縦軸に表示された「実耳特性 (dB SPL)」または「疑似 実耳特性 (dB SPL)」が消去されます。

  1. 開始から調整したい補聴器を選択し接続します。
    注:以前のセッションでカスタムDSL v5データを入力した場合、 セッションの検索やフィッティングにカスタムデータを使用するためにセッションの読み出し をクリックします。 「接続」を選択した場合、平均RECDと REUGがフィッティングに使われるため、カスタムDSL v5データを利用することができません 。
  2. 接続をクリックします。

  3. まだDSL v5処方式を選択していない場合は、Pro Fitツールバーから選択します。
    注:  「DSL v5 」はオージオグラムの250~6000 Hz間に2つ以上閾値が記入されている場合のみ選択できます。
  4. Pro Fitツールバーからユーザー選択へアクセスし、フィッティング処方式の選択のDSL v5の右側にある選択をクリックします。
  5. 両耳ともに変更を適用したい場合は 両耳に変更を適用にチェックを入れます。
  6. ドロップダウンリストから聴力測定のタイプを選択します。
    注:   聴力測定 の種類は 選択・ターゲットで選択したものが自動的に初期設定とされます。
  7. 新しい気導聴力閾値をABR閾値として使用する場合、ABR をチェック選択します。
    注:選択・ターゲットにて選択したABRオプションは自動的に初期設定とされます。 このチェックボックスは、聴力測定の種類を インサートヘッドホン または インサートイヤモールド を選択した場合のみ有効になります。
  8. nHL またはeHLラジオボタンをクリックして、適切なABRの構成を選択します。
    注:これらのボタンは ABRにチェックが入っている場合のみ有効になります。 選択・ターゲットにて選択されたnHL/eHLオプションが 自動的に初期設定とされます。nHL が選択された場合、nHLからeHLへの変換値が表示されます。この変換値はこの画面では変更する事ができません。しかし、この値は【選択】【ターゲット】 選択・ターゲット メニューをクリックしすることで変更できます。
  9. ドロップダウンリストから RECDの種類を選択します。
    注:REMターゲットマッチの対象補聴器で補聴器内に測定データが保存できる場合、REM ターゲットマッチの種類を選択できます。【平均】を選択した場合、疑似RECD値が使用されます。これらの疑似的な予測値は表示されますが、変更することはできません。【平均またはREM ターゲットマッチ】以外を選択するとカスタムRECDを入力出来る事が表示されます。これらのデータは選択されたカプラやイヤトランスデューサーの組合せに対応します。カスタムRECDデータは気導域値(それに依るREARターゲット)を決定する為の評価の過程で使用されます。その時RECD選択でイヤカップリング用部と聴力測定用トランスデューサーに規定されたスタイルと一致します。(例:イヤモールドとインサート‐イヤモールド、フォームプラグとインサート‐ヘッドホン)RECD選択でイヤカップリング部と補聴器のスタイルが一致した時、カスタムRECDは2ccターゲットを決定するための検証の過程で使用されます。(例:イヤモールドとイヤフック付BTE、フォームプラグの場合) 全ての周波数のカスタムデータが入力された場合、最も正確なターゲットが得られます。(周波数が多いほど良い結果になります。)
  10. カスタムRECDデータを入力します。
  11. ドロップダウンリストから REUG の種類を選択します。
    注:REMターゲットマッチの対象補聴器で補聴器内に測定データが保存できる場合、REM ターゲットマッチの種類を選択できます。【平均】を選択した場合、疑似REUG値を使用する結果になります。これらの疑似的な予測値は表示されますが、変更することはできません。【平均】 または【REM ターゲットマッチ】以外を選択するとカスタムREUGを入力出来る事が表示されます。これらは, 音場選択に対応したデータとなります。カスタムREUGデータは気導域値(それに依るREARターゲット)を決定する為の評価の過程で使用されます。 その条件はREUG選択の方位が聴力測定トランスデューサーの方位と一致している時です。(例:音場0°の時ラウドスピーカー0°、音場45°の時ラウドスピーカー45°)カスタムREUGは、REUG選択で方位が0°の時REUGターゲットを決定する検証の過程で使用されます。(例:音場0°)全ての周波数のカスタムデータが入力された場合、最も正確なターゲットが得られます(周波数が多いほど良い結果になります)。
  12. 左右の耳それぞれの REUGデータを入力します。
  13. 全てのベストフィットを更新 をクリックすると画面上の値がターゲット計算に適用され、ベストフィットが実行されます。 更新 をクリックすると画面上の値がターゲット計算に適用されますが、ベストフィットは実行されません。
    注:これらのボタンは、変更された場合のみ有効になります。
    ポイント:変更を破棄する場合や画面を閉じる場合は キャンセルをクリックします。
  14. メニューバーから ファイルをクリックし、DSL v5のデータを保存しますのために保存 をクリックします。
    注:カスタム DSL v5 データが適用された場合、データは補聴器に保存されていないため、今後、セッション中にデータを表示したり、検索するために、現在のセッションを保存する必要があります。