ファインチューニング

ファインチューニングでは、特定の周波数でチャンネルと最大出力が調整できます。チャンネルでは特定のゲインと圧縮設定が変更でき、MPO(Maximum Power Output)では最大出力が変更できます。ユーザーボリュームのリザーブゲイン量は、ユーザーコントロールで調整できます。周波数帯、周波数グループ(低域/低音、中域、高域/高音、超高域)ごと、またはすべてのチャンネルを同時に調整できます。

 

調整方法は、二通り(テーブルまたはスライダー)あります。 テーブル表示では、 周波数の調整範囲の状態(広い範囲または狭い範囲)に従って、特定の周波数帯または各チャンネルにおいて、各耳のゲインが現行の数値で表示されます。 ゲインを調整するには、選択したセルの上下にある矢印で行います。テーブル表示のオプションとして、最大出力(MPO)または圧縮比率(CR)の行表示と、これらの数値の表示も選択できます。スライダー表示では、各チャンネルにおける各耳のの平均ゲイン値を表示します。調整は、各入力レンジ(すべて、ソフト、中程度、ラウド)と最大出力(MPO)を選択し、スライダーバーの現在位置を表す印を移動させます。その他に、「音楽」以外の調整では、線グラフの線や印を動かして調整することもできます。

  1. ファインチューニングしたい補聴器を接続して開始を押してください。
  2. 接続をクリックします。

  3. 左側ナビゲーションメニューのファインチューニングをクリックします。
    ヒント :    クイックフィットからアクセスすることもできます。
  4. 特定のプログラムをクリックして調整します。 あるいは、 をクリックしてすべてのプログラムを同時に調整します。

    注:  ワンウェイ・プログラムの連結ボタン が押されているとき、⋆「基準」で調整されたゲインと出力のみ、右側に向かって一方向に連結されるすべてのプログラムへ同時に適用されます。My Starkey モバイルアプリで作成されたのカスタムプログラムは 、 来店時のフィッティングでも調整できます。詳しくは、対面でフィッティングする際のカスタムプログラムの調整 をご覧ください。
    注 :  音楽プログラムでは、圧縮設定と最大出力は調整できません。また、スライダー表示による調整はできません。さらに、調整はラウドとソフト音楽の-10から+10の範囲までしかできません。
  5. Pro Fitは自動的に両耳 表示になります。左右個別に調整したい場合、Select Right Only または Select Left Only をクリックします。

    注: CROS/BiCROS補聴器でフィッティングする場合、受信側の補聴器のみ調整可能です。そのため左右の選択はできません。
  6. テーブル または スライダー から調整します。
    注:  テーブル表示は自動的に初期設定されます。 スライダー表示が最後に選択され、新規セッションで同種類の製品がアクセスした場合、次回のファインチューニングではスライダー表示が初期設定として使用されます。

ファインチューニングのテーブルファインチューニングのテーブル

  1. 現在表示されていない場合、 をクリックします。
    注:  周波数範囲の平均ゲイン値が表示されます。 列の見出しはそのグループの周波数範囲を表します。列の見出しにポインターを置くとツールヒントに調整可能な周波数範囲が表示されます。

     

    テーブル表示
  2. 特定の周波数範囲(低域/低音、中域、高域/高音、超高域)の をクリックすると、その周波数範囲に含まれるすべてのチャンネルのゲインが数値で表示されます。
    注:  数値のテーブル MPOは常に「実耳特性」を表します。そのため、選択されている グラフ表示 とは異なっているかもしれません。現在のグラフ表示での数値と、グラフの特性カーブ上の○印 にポインターを置くとツールヒントに2ccカプラでのゲインが表示されます。
    ヒント:  数値を非表示にするには、特定の周波数範囲(低域/低音、中域、高域/高音、超高域)、または「展開」させる をクリックします。

     

    テーブル表示
  3. MPOを非表示にして、周波数範囲またはチャンネルごとの入力と圧縮比率の値を表示するには  をクリックします。
    注:  圧縮比率は、ラウド、中程度、ソフト入力のゲインを調整することで間接的に調整できます。特性グラフの陰影領域は、独立調整の範囲(圧縮比率の1.0~3.0)を示しています。 もし陰影領域の外側まで調整したら、圧縮比率が3.0より大きくなり、すべてのカーブが調整されてしまいます。
    ヒント:    をクリックすると圧縮比率の行が非表示になり、最大出力(MPO)が表示されます。
  4. 調整するには、「周波数/出力」あるいは「周波数/入力/出力」をクリックします。
    ヒント:  連続した周波数グループを選択するには、開始列のヘッダーあるいは周波数セルをクリックします。「Shift」キーを押したまま最終列のヘッダーあるいは周波数セルまで移動させクリックします。これで2か所でクリックした間のすべての列または周波数セルが選択されます。 別の選択方法は、マウスの左ボタンを押しながら、左右に動かし、希望する周波数グループになったら、マウスのボタンを離します。 連続していない周波数グループを選択するには、「Ctrl」キーを押しながら、希望する周波数をクリックします。 全周波数および入力を選択するには”すべて”をクリックします。特定の入力レンジあるいは最大出力を選択するには、行のヘッダー(ラウド、中程度、ソフト、MPO)をクリックします。選択された周波数は、青で表示されます。
  5. テーブル上で両耳または片耳のゲインの範囲内でゲインや出力を増減させるには そして をクリックしてください。
    注:  調整の矢印キーは、 選択した周波数帯上にポインターを置いたときに表示されます。
    ヒント:  グラフ上で ドラッグ&ドロップ をしても調整はできます。全SPLグラフ上に最大出力線を表示 が選択・一般で選択されていない場合、MPOはグラフ上で調整できません。

 

ファインチューニングのスライダーファインチューニングのスライダー

  1. をクリックします。

     

    スライダーバー
  2. 調整する特定の入力レンジ(すべて、ラウド 、中程度 、ソフト )または最大出力(MPO)をクリックして下さい。
    注:  選択された入力/出力を基に、左右、周波数ごとの平均ゲイン値を表示します。 選択された入力/出力は、グラフ上で 太字 (灰色、 緑、 青、 黒)表示され、左側のスライダーは 灰色 になります。
  3. スライダーバーを をドラッグして左右それぞれのゲイン、最大出力を個別に上げ下げするか、両耳を または でに同時上げ下げします。
    ヒント:  グラフを ドラッグ&ドロップしても調整できます。全SPLグラフ上に最大出力線の表示 が 一般・選択 で選択されていない場合、MPOはグラフ上で調整できません。