音響(オプション)

音響では、耳あな型補聴器の「ベントサイズ」と耳かけ型補聴器の「イヤピース」「耳栓」の選択や変更ができます。また、RIC型補聴器のレシーバの交換時にも選択と変更ができます。 レシーバを変更した場合、 プログラム、機能の設定、フィッティング処方式などすべての設定が補聴器へ自動的に保存されます。音響オプション、フィードバックキャンセラー、REMターゲットマッチ、セルフチェックはリセットされます。そのため、変更後に再度これらの機能を実行することを推奨します。 

 

音響初期設定音響初期設定

 

のRIC型補聴器の店舗でのフィッティング、Inspire上での擬似フィッティング、音響オプションの初期設定はレシーバタイプと/または選択したレシーバとユーザーのオージオグラムを基に行われます。 250 Hzと500 Hzの気導聴力閾値が30dB以下、 そして 1000 Hzが60 dB以下の場合、ストックレシーバ、オープンタイプの耳栓が初期設定として設定されます。 気導聴力閾値が 30 dB以上50 dB未満、 そして 1000 Hzが60 dB未満の場合、ストックレシーバ、クローズタイプの耳栓が初期設定として設定されます。 250 Hzと500 Hzの気導聴力閾値が50 dB以上、 または 1000 Hzの聴力閾値が60 dB以上の場合、カスタムレシーバー、耳栓タイプはイヤモールドが初期設定として設定されます。アスタリスク(*マーク)は推奨オプションを表示しています。

 

初期設定のベントサイズは、500Hzと1000 Hzでの平均気導聴力閾値に基づいています。ベントサイズは、 ベント/なしベント/なし (補聴器はベントなしで作成)、 小小 (補聴器はハーフベント、ミニベント、1ベント、ベントなし、または1Vのカスタムベントで作成)、中中 (補聴器は2ベント、バリアブルベント(プラグなし)、3ベント、2Vのカスタムベント、または3Vのカスタムベントで作成)、大大 (補聴器は4ベント、iros、デュアルベント、フリーフィールド、IROS E、IROSベント、5ベント、ナゲットベント(GV)または フェイスプレートにベント(GV2)で作成)のいずれかに分類されます。 平均聴力が40dB以下は「大」、40~55dBは「中」、55dB以上は「小」がデフォルトです。両耳フィッティングにおいて左右でベントサイズが異なる場合、双方の補聴器に大きい方のベントサイズが選択される可能性があります。フィッティング途中にベントサイズを変更した場合、次回補聴器を接続した時に更新されたベントが表示されます。 グラフィック表示のフィッティング画面(例:クイックフィット、ファインチューニング、プログラムなど)で、 音響、にマウスを重ねるとオプションが表示されます。

 

SnapFit 2.0スマートレシーバーケーブルSnapFit 2.0スマートレシーバーケーブル

 

SnapFit 2.0スマートレシーバを取り付けた RIC型補聴器を店舗でフィッティングするとき、Pro Fitは自動的にレシーバタイプとレシーバを認識し初期設定するため、このオプションを変更することはできません。補聴器に保存されているレシーバタイプと/またはレシーバが補聴器に取り付けたSnapFit 2.0スマートレシーバと異なる場合、この画面はレシーバの更新のために自動的に表示されます。

  1. 補聴器を接続、選択して、 開始から調整を行います。
  2. 接続をクリックします。

  3. 音響 をクリックすると、ポップアップ画面が表示されます。
    注:  音響オプションが設定されていない場合、ポップアップ画面には初期フィットが自動的に表示されます。フィッティング処方式を選択することもでき、 ベストフィット が自動的に実行されます。
    注:  音響とスピーチマッピングを除いたすべてのフィッティング画面でグラフィック表示が有効です。 しかし、この画面には「オージオメーター」「快適さ検証」「補聴器テスト」からはアクセスできません。
  4. Pro Fitは自動的に両耳 表示になります。左右個別に調整したい場合、Select Right Only または Select Left Only をクリックします。

    注: CROS/BiCROS補聴器でフィッティングする場合、受信側の補聴器のみ調整可能です。そのため左右の選択はできません。
  5. 音響オプション音響オプションを選択します。
    * これらのフィールドは、擬似または SnapFit 2.0スマートレシーバケーブルを接続した場合、無効になります。 SnapFit 2.0スマートレシーバケーブルを接続せずにライブフィッティングを行った場合、レシーバタイプとレシーバの項目を有効にします。 SnapFit 2.0スマートレシーバケーブルを再接続したが、保存したレシーバタイプとレシーバの情報と異なる場合、レシーバ更新のメッセージが表示されます。

     

    ** フィードバックキャンセラーの結果、音響モデリングが変更された場合は「測定済み」が表示されます。
    フィールド名 説明 詳細
    レシーバタイプ * レシーバタイプを識別します。 この機能はRIC補聴器のみ利用できます。
    レシーバの選択 * レシーバを識別します。 この機能はRIC補聴器のみ利用できます。
    イヤピース イヤピースを選択します。 この機能は耳かけ型補聴器のみ選択できます。 このタイプは接続または擬似で選択した補聴器を基に選択や利用ができます。 選択したイメージ画像が表示されます。
    耳栓のタイプ** 耳栓のタイプを選択します。 耳かけ型補聴器のみ選択でき、この機能は 耳栓で耳栓のタイプを選択できる補聴器のみ利用できます。 選択したタイプのイメージ画像が表示されます。
    ベントサイズ** ベントサイズを選択します。 耳かけ型補聴器を選択した場合、この機能はイヤピースで、RICイヤモールドまたは 細チューブイヤモールド が選択されたときのみ利用できます。 サイズは接続された補聴器または擬似を基にして有効になります。ベントサイズは、ベント/なしベント/なし (補聴器はベントなしで作成)、小小 (補聴器はハーフベント、ミニベント、1ベント、ベントなし、または1Vのカスタムベントで作成)、中中 (補聴器は2ベント、バリアブルベント(プラグなし)、3ベント、2Vのカスタムベント、または3Vのカスタムベントで作成)、大大 (補聴器は4ベント、iros、デュアルベント、フリーフィールド、IROS E、IROSベント、5ベント、ナゲットベント(GV)、または フェイスプレートにベント(GV2)で作成)のいずれかに分類されます。
    注: 両耳表示の場合、左右同時に変更されます。 しかし、オプションが片方の耳しかサポートしていない場合、反対側の耳は変更されません。
  6. 上記5でレシーバの変更が行われた場合、レシーバ更新のメッセージが表示されます。 ユーザーの耳から補聴器を外して下さい。
  7. 更新 (レシーバを変更した場合 )または OKをクリックすると、「フィードバックキャンセラー」「REMターゲットマッチ」「セルフチェック」の初期化をリセットするメッセージが表示されます。
    注:初期フィットで音響オプションを設定した場合、レシーバの更新とベストフィット または ベストフィットの適用をクリックします。
    注:  レシーバの交換プロセスが実行されている間は、決してコンピュータと補聴器の接続を外さないようにしてください。 異なるレシーバが選択されると、補聴器は自動的にミュートになります。同じレシーバが選択されると、補聴器は自動的にミュートにはなりません。
    注:  キャンセル をクリックすると、変更がキャンセルされます。
  8. OKをクリックして変更を保存します。
    注: 「音響オプションの変更を元に戻す」をクリックすると、変更がキャンセルされます。 キャンセルをクリックすると、ポップアップ画面を閉じることができます。
  9. レシーバの変更が更新されたら、閉じるをクリックします。
  10. フィードバックキャンセラー、REMターゲットマッチ、セルフチェックが初期化されます。