プログラム
プログラムは、使用される補聴器ユーザーのライフスタイル(例えば、音楽鑑賞、家族とテレビを見るなど)に合わせてカスタマイズすることができます。実際に補聴器を接続して、または「補聴器シミュレーター」から、使用する環境プログラム(例えば、音楽、テレビなどの補聴器に搭載可能な一般プログラム)を番号ごと(例でば、プログラム2、プログラム3など)に割り当ててデモンストレーションすることができます。「⋆基準」プログラムに基づき、選択した使用プログラムの周波数特性、圧縮特性が調整されるため、どれかひとつのプログラムに必ず「⋆基準」を選んでおく必要があります。
プログラムは、ニ通りの設定方法でプログラミングできます。 電話オプション、または電話とループのオプションの設定では、それぞれのプログラムを選択し、テレコイル、オートコイル、ループ信号用に電話のオフセット、マイク減衰のオフセットを設定し、マイクとテレコイルを有効/無効にします(該当する場合のみ)。「追加設定オプション」では、プログラムのコピー、移動、連結ができ、プログラムボタン(例:電話リリース、プログラム4をローテーションに含める等)の有効/無効の設定ができます。
最大4種類の電話プログラムをドロップダウンメニューから選択できます。オートマチックホンは、補聴器にオートマチックホン機能がある場合のみ有効です。テレコイルは、補聴器にプログラムが4つあり、誘導コイルが搭載されている場合のみ有効です。オートコイルは、補聴器に誘導コイルが搭載され、オートマチックホン機能がある場合のみ有効です。オートマチックホンとオートコイルが選択可能な補聴器の場合は、どちらか一つの電話プログラムを選択してください。 電話プログラムが必要な場合、複数のプログラムの一番最後(例:プログラム3、4など)に設定されることをお勧めします。 ワイヤレス補聴器(CROS/BiCROSを除く)を両耳にフィッティングされる場合、「右のみ」「左のみ」「左か右のどちらか」から、電話の受信プログラムを設定することが可能です。片側のみを選択したら、反対側は自動的に「オフセット」が選択されます。詳細は、 電話の設定オプション を参照してください。
カスタムプログラム
は、Omega AI, Edge AIとGenesis AI ワイヤレス補聴器と連動するMy Starkey モバイルアプリでユーザーご自身が作成したプログラムであり、遠隔フィッティングまたは店舗での対面フィッティング時に調整できます。ただし、遠隔フィッティングは、TeleHearポータルにログインし、補聴器ユーザーが登録されている場合に限ります(ユーザーが My Starkey モバイルアプリに対応される販売店が発行する専用のコード番号を入力する必要があります。詳しくは、TeleHearの設定方法をご覧ください)。 カスタムプログラムを調整するには、「カスタムプログラムの選択」のドロップダウンリストから調整したいプログラムを選択してから、カスタムプログラムの欄(フィールド)をクリックします。なお、Edgeモード+から作成されたカスタムプログラムは調整できません。
- 補聴器を接続して開始をクリックします。
-
接続をクリックします。
- 左側ナビゲーションメニューのプログラムをクリックします。
- Pro Fitでは、自動的に両耳を初期設定の画面としています。
補聴器を片側ずつ設定する場合は、
または
をクリックします。
注: ワイヤレス補聴器を両耳フィッティングして、片側のみ表示した場合、1つの環境にプログラムが設定されると補聴器の設定を左右で一致させるために、反対側の補聴器のプログラムやStream Boostの設定も自動的に割り当てられます。CROS/BiCROS補聴器のフィッティングでは、受信機が設定されるので、装用する側(右または左)は選択できません。 - 現行の設定が拡張されていなければ、電話の設定オプションまた電話とループのオプション設定の
をクリックします。電話とループのオプション設定。
注 : 拡張オプションは、同時に拡張できません。つまり、追加設定オプションを拡張してから、電話の設定オプションも拡張すると、追加設定オプションは自動的に折り畳まれます。 - ドロップダウンリストからプログラムを選択します。ユーザーのライフスタイルに基づき、それぞれのプログラムに関する情報や提案については、こちらこちらをクリックしてご覧ください。これらのプログラムは、一部の製品では対応していない場合があります。

注 : ユーザーのお知らせ音が表示されていると、プログラム名を変更できません。プログラム名を再表示するには、
をクリックしてください。プログラム 説明 基準 初期設定のプログラムで、ユーザーのオージオグラムに基づいてカスタマイズされます。補聴器の電源をオンにした時に有効になるプログラムです。 ミーティング 会議や小グループでの会話で、ユーザーが複数人の話を聞くときに適しています。初期設定では自動的切り替えのマイクロホン指向性が設定され、入力音レベルと信号/騒音比率に適応した最適な特性を提供します。 混雑 背景雑音が上昇する可能性が高い大人数のグループ内で、ユーザーが長時間過ごす場合を想定して設計されています。初期設定では自動的切り替えのマイクロホン指向性が設定され、入力音レベルと信号/騒音比率に適応した最適な特性を提供し、言葉を理解し易くします。 レストラン ガヤガヤした音が周りにある環境へ頻繁に行く場合に適しています。初期設定では自動的切り替えのマイクロホン指向性が設定され、入力音レベルと信号/騒音比率に適応した最適な特性を提供し、言葉を理解し易くします。 自動車 定期的に自動車で移動するユーザーに最適です。(接続または疑似の補聴器を基づき)自動切り替えの指向性または無指向性が初期設定され、全方向からの入力を均等に増幅します。そして、中間の周波数帯域の特性を若干低減します。 劇場 劇場や講堂のような大きな会場で多くの時間を過ごすユーザーに適しています。補聴器の全体の音を大きくし、すべての方向からの音を増幅する無指向性を使用します。 音楽 音楽鑑賞や楽器演奏が好きなユーザーに最適です。サウンドに深みを与え、より使い易くするために、自動的に音楽聴取を陰で支える機能を設定します。音楽プログラムのソフトミュージックの全体的なゲインを調整でき、 クイックフィットでは、特定の周波数帯で、音楽全体の低音(Bass)、中間(Mid)、高音(Treble)のゲインを調整できます。 テレビ テレビを見て過ごす時間が多いユーザーに最適です。テレビの音に対して音声理解を向上させるために、テレビから放送される周波数領域を引き上げます。入力音をとらえるためにテレビの話者へ向けられる指向性が自動的に初期設定されます。 屋外 自然界のさまざまな音に気づけるようになりたいユーザーに適しています。全方向からの入力音を均等に増幅するため、指向性モードに無指向性が初期設定されます。特に「風」は快適性が最大限になるように拡張機能の設定も調整されます。 ミュート 補聴器を耳から外すことなく、補聴器のマイクをオフにしたい方のために設計されています。選択すると、周波数応答曲線を横切るように「ミュート」の透かしが表示されます。 電話 電話を使用する頻度が高いユーザーのために設計されています。電話での通話の際、聴き取りが向上するように受話器の周波数応答に合致するように周波数が調整されます。設定が可能な場合、このプログラムではオートマチックホンとテレコイルが無効になります。 オートマチックホン 補聴器に受話器を近づけたときに、補聴器を自動的に電話モードへ切り換えたいユーザーに最適です。この環境は、オートマチックホン機能に対応した補聴器のみ有効です。このプログラムは、プログラム1では選択できません。 テレコイル 電話での通話や補聴援助システムを使用する頻度の高いユーザーに最適です。このプログラムは、補聴器に誘導コイルが入っている場合のみ有効であり、テレコイルを作動させることが可能です。さらに、通話中にプログラム音による影響を最低限にしたり、補聴器マイクとテレコイルの両方を有効または無効にしたり、通話の際のマイクロホン感度を様々な角度から低減するオプションを備えています。 このプログラムは、プログラム1では選択できません。 オートコイル 補聴器に受話器を近づけたときに、補聴器のテレコイルを電磁力を利用して自動的に作動させたいユーザーに最適です。 このプログラムは、テレコイルに対応した補聴器に誘導コイルが入っている場合のみ使用できます。 さらに、通話中にプログラム音による影響を最低限にしたり、補聴器マイクとテレコイルの両方を有効または無効にしたり、通話の際のマイクロホン感度を様々な角度から低減するオプションを備えています。 このプログラムは、プログラム1では選択できません。 オフセット 聞き耳で電話を使用したいユーザーのために設計されています。通話中にプログラム音による影響を最低限にし、電話に対応していない補聴器のマイクロホン感度を様々な角度から低減します。このプログラムは、 両耳でフィッティングされたワイヤレス製品(CROS/BiCROS製品を除く)と、 右のみ または 左のみ が電話プログラムで選択されている場合のみ使用できます。 電話(両耳間通信) ユーザーが固定電話使用の際、両耳(片耳から反対の耳へストリーミング)で聞き取りたい場合に使用します。電話中に周囲の騒音による影響を最小化するためマイクの機能を周囲の騒音レベルに合わせて低下させます。この機能はワイヤレス製品についており、両耳フィッティングを設定し、電話プログラムに「右から左に信号を送る」か「左から右に信号を送る」を選択した場合のみ有効になります。 このプログラムは、プログラム1では選択できません。 ループ 磁器ループシステムが設営された会場でユーザーが過ごすときのために設計されています。 このプログラムは、誘導コイルが搭載されている補聴器のみ使用できます。 さらに、補聴器マイクとテレコイルの両方を有効または無効にしたり、このプログラムが使用されている際のマイクロホン感度を様々な角度から低減するオプションを備えています。 無効 プログラムの切り替えが必要ないユーザーに適しています。プログラムを無効にするとローテーションにも含まれません。このプログラムはプログラム1では設定できません。 ポイント:特定のプログラムの周波数レスポンスを見るには、プログラム名をクリックしてください。
をクリックして追加設定オプションを展開します。- プログラムをコピーまたは移動するには、ドロップダウンリストから起点になるプログラムを選択します。
注: カスタムプログラム
はコピーされることはできても、コピーすることはできません。 - ドロップダウンリストから行き先になるプログラムを選択します。
注:「起点プログラム」と「行先プログラム」は同じ番号にすると、行先プログラムが連結できません。起点と行先のプログラムの選択が*基準の削除を招いてしまった場合、コピー機能は使えなくなります。両耳間の電話ストリーミングのプログラム(送信および受信)は、ワイヤレス補聴器のみ、プログラム1にコピーや移動はできません。プログラムを移動させる場合、選択した起点と行先プログラムの場所を交代させる必要はありません。例えば、起点をプログラム2にし、行先にプログラム4を選択した場合、プログラム3はプログラム2へ、プログラム4はプログラム3へ、プログラム2はプログラム4に移動します。 - コピーまたは移動をクリックします。
注: 起点プログラムのすべての設定は、行先プログラムへ自動的にコピーまたは移動されます。カスタムプログラム
が *基準以外のプログラムにコピーされる場合, 行先プログラムは「基準」に変更されます。 - プログラムを連結させるには、希望するプログラムのチェックボックスにチェックを入れるか、
をクリックしてすべてのプログラムを連結させます。
注:選択・一般で ワンウェイ・プログラムのリンクを有効 が選択されている場合、すべてのプログラムプログラムが自動的に *基準 (プログラム 1)に連結されるので、すべてチェックボックスが無効になります。プログラムが連結されると、 ワンウェイ・リンク
または個別プログラムの連結
を意味するリンクアイコン
がプログラムの右側に表示されます。個別のプログラムが手動で連結されると、プログラムを変更することはできません 。 ワンウェイ・リンクでは、*基準プログラムでゲインや出力が調整されると、連結されたすべてのプログラムが調整されます。連結では、手動で連結した個別プログラムのいずれかを調整または機能を変更すると、すべてが調整または変更されます。ポイント: ワンウェイ(一方通行)でリンクされたプログラムを個別に有効/無効にするには、
または
をクリックするか、
をクリックしてすべてのプログラムの連結を解除します。ワンウェイ・プログラムのリンクが無効になっている場合、チェックボックスで有効にすること
で、特定のプログラムを互いに連結させることができます。 - ドロップダウンリストから「電話リリース」に掛かる希望の時間を選択します。これは、オートマチックホンまたはオートコイルプログラムが解除され、起点プログラムに戻るまでの時間の選択です。
- 有効/無効のプログラムボタンプログラムボタンが必要であれば適用できます。
項目 説明 詳細 プログラム4をローテーションに含める プログラムを順番に選択するときに、プログラム4をローテーションに含むことを意味します。 これはプログラムが4つある製品のみ有効で、プログラム4が 無効でない場合に限り有効になります。 オートマチックホンまたは オートコイル がプログラム4で選択されていると、自動的にこの機能のチェックが外されます。 カスタムプログラムをローテーションに入れる プログラムのローテーションにカスタムプログラムを入れているかどうかを意味します。 この機能は、選択する 製品のみ利用できます。